2025/05/13_気になったニュースたち
【ビジネス・経済】
LAで人気の「ランディーズドーナツ」が日本初上陸 巨大ドーナツやアメリカンな店内をリポート
サマリー: ロサンゼルスで創業60年以上の歴史を持つ老舗ドーナツ店「ランディーズドーナツ」が、東京・有楽町に日本1号店をオープンした。記事は、映画『アイアンマン2』にも登場した巨大なドーナツ型看板が目を引く店舗の外観や、カラフルでアメリカンポップな内装、そして創業以来のレシピで作られるふわふわもちもち食感のドーナツについて詳述している。担当者は「LA本店の味と雰囲気をそのまま日本のお客様にも楽しんでいただきたい」と語っており、今後の展開にも期待が寄せられる。
シーイン とテム、米でGoogle広告ゼロに 格安ECの正念場
サマリー: 中国発の格安EC大手SHEIN(シーイン)とTemu(テム)が、主要な顧客獲得手段であった米国でのGoogle広告への出稿を2023年後半から大幅に削減し、2024年初頭にはほぼゼロにしたと報じられた。この背景には、両社間の競争激化による広告単価の高騰や、より持続可能な成長モデルへの転換、さらには米国内での法的・政治的圧力の高まりなど複数の要因が考えられる。急成長を遂げた両社だが、広告戦略の大きな転換は、ビジネスモデルの持続可能性を問う正念場を迎えていることを示唆している。
1年間にスーパー100店舗出店!父の事業、かなり面白いのでは 大手製薬会社社員から、「業務スーパー」を継いだ2代目の決断
サマリー: 「業務スーパー」を全国展開する神戸物産の2代目社長、沼田博和氏へのインタビュー記事である。沼田社長は、大手製薬会社勤務を経て父が創業した同社に入社し、事業を継承。「最初は父の事業に全く興味がなかった」と語るが、そのユニークなビジネスモデルや成長性に魅力を感じ、経営に情熱を注ぐ。年間100店舗という積極的な出店戦略や、「食の製販一体体制」による独自商品開発の強みを強調。「他社と同じことをやっていても仕方がない。常に新しいことに挑戦し、お客様に驚きと価値を提供し続けたい」という強い意志を示している。
【テクノロジー・働き方】
ホロライブプロダクションのVTuber1人あたり年間売上高4.87億円、演者報酬は6,440万円
サマリー: VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社の2024年3月期第3四半期決算説明資料などを基に、筆者がVTuber1人当たりの年間売上高と演者への報酬額を試算・分析した記事である。筆者の推計によれば、ホロライブJPのVTuberの平均年間売上高は約4億8700万円、演者への年間報酬(配信諸経費込みと推定)は約6440万円に達する。筆者は、この数値はVTuberというコンテンツの経済的価値と、演者の貢献度の高さを明確に示していると考察している。
35年前の“ハルシネーション”が今、AIと交差する
サマリー: AIが事実に基づかない情報を生成する「ハルシネーション」の問題について、筆者が自身の経験を交えながら論じている。筆者は、約35年前にコンピュータグラフィックス(CG)の世界で「リアルではないが、それらしく見える」表現を追求していた際、意図しない不気味な結果(アーティファクト)が生じる現象があったと振り返る。これが現在のAIハルシネーションと類似しており、AIが「もっともらしい嘘」をつくメカニズムへの理解と、人間がそれを鵜呑みにしないリテラシーの重要性を指摘している。
天才はいらない。「集合天才」のチーム論
サマリー: この記事は、一人の天才に依存するのではなく、多様なメンバーの知識や能力を結集させて卓越した成果を生み出す「集合天才」というチームのあり方を提唱している。筆者は、複雑性が増す現代において、個人の力には限界があり、チーム全体で「天才的な問題解決能力」を発揮することが重要だと主張。そのために必要な要素として、心理的安全性、明確な目標共有、オープンなコミュニケーション、そして多様な視点を尊重する文化を挙げ、凡人からなるチームでも非凡な成果を出すことが可能であると説いている。
「言われたことはやるが、挑戦しない人」が増えた理由 日本の競争力低下、「失われた30年」の背景にあるもの [1/2]
サマリー: この記事は、現代の日本企業において、指示された業務は忠実にこなすものの、自律的に課題を見つけて挑戦する人材が減少しているという問題意識を提示している。経済同友会の元代表幹事である小林喜光氏の発言を引用しつつ、このような「挑戦しない文化」が日本の国際競争力低下や長期的な経済停滞、いわゆる「失われた30年」の背景にあると分析。記事では、減点主義の人事評価や失敗を恐れる組織風土などが、挑戦を阻む要因として挙げられており、企業文化の変革の必要性が示唆されている。
【カルチャー・コラム】
さよなら #文学フリマ東京
サマリー: 筆者が長年深く関わってきた「文学フリマ東京」というイベントに対し、一つの区切りをつける心情を綴ったエッセイである。筆者は、このイベントが自身にとって創作活動の原点であり、多くの出会いや経験、そして言葉にできないほどの情熱を与えてくれた場所であったと述懐。しかし、自身の環境や考え方の変化に伴い、以前と同じ熱量で向き合うことが難しくなったと感じ、「さよなら」という形で感謝と共に一歩を踏み出す決意を示している。イベントへの愛惜の念と、未来への静かな希望がにじむ。
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