2025/03/13_気になったニュースのまとめ

nagaregoto.comの筆者が気になったニュースを「そのまま」毎日お届けしています。
高橋流れ人 2025.03.14
誰でも

【ビジネスとテクノロジー】

「経営戦略としてのインクルーシブデザイン」を公表しました

九州経済産業局は、「経営戦略としてのインクルーシブデザイン」レポートを公表した。インクルーシブデザインとは、障害者・高齢者・外国人等のユーザーと共に製品・サービスの開発プロセスを進め、新たな価値創造につなげる手法である。レポートでは12の実践事例を紹介し、企業競争力強化の可能性を示している。

デザイナーに知って欲しいUIコンポーネントの今

UIデザインと実装の境界が密接になる中、デザイナーにもUIコンポーネントの技術的理解が求められている。コンポーネントベースの開発が標準となり、再利用可能なUIパーツの効率的活用が進んでいる。デザイナーには技術的理解力、コンポーネント思考、システマティックな設計、アクセシビリティへの理解、パフォーマンスへの配慮が必要とされている。

AI時代に重要な人間の能力は「起点力」と「方向づけ」「UI」という話この

AI時代に人間に求められる重要な能力として、「起点力」「方向づけ」「UI」が挙げられている。「起点力」は新しいアイデアを生み出す力、「方向づけ」はAIの出力を適切に導く能力、「UI」は人間とAIのインターフェースを設計する能力を指す。これらの能力を磨くことで、AI時代においても人間が価値を創出し続けられると主張されている。

現代においてビジネスとITの橋渡し役は誰が担うのか - ビジネスアーキテクトとプロダクトマネージャーの関係から考える

ビジネスとITの橋渡し役として、ビジネスアーキテクトとプロダクトマネージャーの役割が注目されている。ビジネスアーキテクトは全社的な視点でビジネスとITの整合性を図り、プロダクトマネージャーは個別のプロダクトレベルでユーザーニーズとIT実装を結びつける役割を担う。両者の連携が効果的なデジタルトランスフォーメーションの推進に不可欠だと主張されている。

開発経験ゼロのPMが語る、Cursor利用で変わった5つの業務

開発未経験のPMがAIエディタ「Cursor」活用で業務効率化を実現。データベーススキーマのインデックス化により、仕様確認・SQLクエリ作成・ドキュメント生成など5分野で生産性向上。著者は「エンジニアへの質問が80%減少し、本質的な議論に集中できるようになった」と報告。LayerXが推進する「AI民主化」の具体的な事例として、非技術職のツール活用とエンジニアチームのサポート体制を紹介している。

【デザインとユーザー体験】

イトーキ、新デザイン指針「ITOKI SENSE 2025」発表

オフィス家具メーカーのイトーキが新デザイン指針「ITOKI SENSE 2025」を発表した。この指針は、人々の感性や感覚に寄り添い、より豊かな空間体験を提供することを目指している。ユーザー中心のデザインアプローチを強化する意図が感じられる。

花王がヘアケア事業変革で「メリット」をリブランディング やさしさと安心感で"家族愛"ブランドとして育成

花王が長年親しまれてきたヘアケアブランド「メリット」のリブランディングを行った。新たなブランドコンセプトは「やさしさと安心感」で、"家族愛"を象徴するブランドとして再構築を図る。消費者のニーズや価値観の変化に対応し、より親しみやすく、家族全員で使えるブランドイメージを目指している。

【AIと著作権】

AIを使った作品に著作権は発生する? AIをビジネスで使う前に考えたい、テクノロジーと権利をめぐる課題

AIを使用して作成された作品の著作権問題が議論されている。現行の著作権法では、AIが生成した作品に対する著作権の扱いが明確でない。専門家は、AIと人間の協働による創作プロセスの透明性確保や、AIの学習データに関する権利処理の重要性を指摘している。

Anthropic、「責任あるAI」に関する取り組みをウェブサイトから削除

AI企業Anthropicが、ウェブサイトから「責任あるAI」に関する取り組みの記述を削除した。この動きは、AIの倫理や安全性に対する企業の姿勢の変化を示唆している可能性がある。AIの責任ある開発と利用に関する議論が高まる中、この決定は注目を集めている。

【キャリアと働き方】

WEBデザイナーを目指してはいけない理由

著者は、WEBデザイナーを目指すことの問題点を指摘している。技術の進歩により、テンプレートやAIツールの登場でWEBデザインの敷居が下がり、専門性が薄れつつあると主張。代わりに、ビジネス戦略やマーケティングの知識を身につけ、より付加価値の高い職種を目指すべきだと提案している。

どうすると生き残れないのか/how-not-to-survive

生存者バイアスの具体例を戦闘機損傷分析(Abraham Waldの研究)や就職氷河期世代の体験から解説。「成功事例のみに注目する思考が重大な判断ミスを招く」と指摘。参加者とのワークショップでは「技術トレンドの過剰追従」「失敗事例の軽視」など20の「生き残れない行動パターン」を抽出。システム開発現場における意思決定プロセスの改善手法として、定量的分析と多角的視点の重要性を提唱している。

会社勤務とYouTube・noteの毎日更新はどうすれば両立できるか -兼業作家の時間術⑩-

著者は、フルタイムの会社勤務をしながら、YouTubeとnoteを毎日更新する生活を続けている。この両立を可能にする時間管理術として、効率的なスケジューリング、隙間時間の活用、優先順位の明確化などを挙げている。兼業クリエイターとしての経験から、持続可能な創作活動のコツを共有している。

【都市開発と観光】

東京は再開発とツーリズムで街が改造されていて、歩くだけで疲れる。資本家と外国人観光客のための都市になっていく感じ

東京の都市開発と観光産業の拡大に伴う変化が指摘されている。再開発によって街並みが大きく変わり、外国人観光客向けの施設が増加していることで、地元住民にとっては歩きづらく、疲れやすい街になっているという意見が紹介されている。資本主義と観光産業の論理が優先され、地域コミュニティや生活者の視点が軽視されているという批判的な見方が示されている。

【技術と開発】

JavaScriptがブラウザでどのように動くのか

JavaScriptがブラウザ上でどのように動作するかについて、詳細な解説がなされている。JavaScriptエンジンの仕組み、メモリ管理、実行コンテキスト、イベントループなど、技術的な側面から説明されている。この知識は、効率的なJavaScriptコードの作成や、パフォーマンス最適化に役立つとされている。

【エンターテインメントとコンテンツ創造】

ぽんぽこ×ピーナッツくん対談:"VTuber個人勢"として、この場所だからこそできる「おもしろいこと」【QJぽこピー特集記念】

VTuber個人勢として活動するぽんぽこ氏とピーナッツくん氏の対談記事。両者は、個人勢ならではの自由度や、視聴者との距離感の近さを活かしたコンテンツ作りについて語っている。大手事務所に所属せずに活動することの魅力や課題、そして「おもしろいこと」を追求する姿勢が強調されている。

【人生哲学】

The days are long but the decades are short

Sam Altmanによる人生の教訓が綴られている。日々は長く感じられるが、十年単位で見ると短いという視点から、時間の大切さと人生の優先順位について語っている。友人や家族との時間を大切にすること、健康に気を配ること、自分の情熱を追求することなど、様々なアドバイスが含まれている。

底が浅いと人に振り回される ◆ 水曜日の湯葉170

著者は、「底が浅い」人間関係や生き方の危険性について警鐘を鳴らしている。表面的な関係や知識に頼ると、他人の意見や流行に振り回されやすくなると指摘。代わりに、自分自身の価値観や信念を深く掘り下げ、「底の深い」生き方を目指すことの重要性を説いている。

【マーケティングとデジタル広告】

「2024年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」

電通デジタルが2024年の日本のインターネット広告媒体費に関する詳細分析を発表した。モバイル広告やビデオ広告の伸びが顕著であり、プログラマティック取引の割合も増加傾向にあることが示されている。デジタル広告の効果測定や透明性向上への取り組みについても言及されており、広告主や媒体社にとって重要な市場動向が明らかにされている。

【AI技術の最新動向】

【速報】 いま世界中で話題になっているAIエージェント「Manus AI」とは何か?

「Manus AI」という新しいAIエージェントが世界的に注目を集めている。Manus AIは、高度な自然言語処理能力と多様なタスク処理能力を持ち、ユーザーとの対話を通じて複雑な問題解決をサポートするとされている。AIの進化が加速する中、Manus AIの登場は新たな可能性を示唆している。

Answer from Perplexity: pplx.ai/share

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