2025/04/22_気になったニュースまとめ
【IT・テクノロジー】
デザインシステム MFUI を MCP サーバー化して社内に提供した話
マネーフォワードの開発者が、デザインシステム「MFUI」を社内向けの「MCPサーバー」として提供した取り組みについて述べている。これにより、UI開発における属人化や非効率性を解消し、エンジニアが素早くデザインシステムを活用できる環境を構築できたと筆者は主張している。組織全体の開発生産性向上に貢献するシステム基盤の重要性が示されている事例である。
【ホテル公式サイトの黒子】3年で売上3.6倍18.6億円。急成長旅行SaaS『tripla』
ホテルの公式サイト向けSaaSを提供するtriplaが急成長している背景を探る記事である。コロナ禍を経て国内外の旅行需要が回復する中で、人手不足に悩むホテル業界に対し、公式サイトからの予約促進やAIチャットボットによる顧客対応効率化といったサービスが支持されていると分析している。特に、顧客体験と業務効率化の両立をテクノロジーで実現している点が強みだと筆者は指摘している。
ポッドキャストをAIで文字起こしして図解する手順
ポッドキャストの内容をAIを活用して文字起こしし、さらにそれを図解化する具体的な手順について解説した記事である。筆者は、音源情報からテキストデータを作成し、ChatGPTなどの生成AIを用いて内容を要約・構造化することで、視覚的に理解しやすい図解を作成できると述べている。情報のアウトプットや整理にAIツールを組み合わせる有効な活用法を示唆している。
【ビジネス・組織】
なぜ今、ヘラルボニーにマーケティング部門から共創依頼が増えているのか?
知的障害のある作家のアート作品をプロダクトやサービスに活用するヘラルボニーへの、企業のマーケティング部門からの共創依頼が増加している理由を分析している。企業のパーパスやCSV経営への関心の高まり、生活者の社会貢献に対する意識の変化などが背景にあると筆者は指摘する。アートの力を通じてブランド価値を高め、新たな顧客層にリーチしたい企業のニーズと合致していると論じている。
情報は“並べる”のではなく、“構造化”する─B‑H‑Dフレームが組織のリードタイムを短縮する。|nishiba
組織内での情報共有において、単に情報を羅列するのではなく、「B-H-Dフレーム(Background - Hypothesis - Data)」を用いて構造化することの重要性を説く記事である。筆者は、このフレームワークを用いることで、情報の背景、仮説、根拠となるデータを明確に示し、受け手が迅速かつ正確に情報を理解できるようになると主張する。結果として、意思決定のリードタイム短縮につながると述べている。
「良いフィードバック」をするために覚えておいてほしいこと。|TSUYOSHI KANEKO / GOGEN株式会社CXO
建設的で効果的なフィードバックを行うためのポイントについて解説した記事である。筆者は、「なぜそのフィードバックをするのか」という目的を明確にすること、相手の行動そのものに焦点を当て、人格を否定しないこと、そして改善に向けた具体的な示唆を与えることの重要性を強調している。フィードバックは評価ではなく、相手の成長を支援するためのコミュニケーションであるべきだと主張している。
【ライフスタイル・学び】
「サウナ人口」7年間で1200万人も減っていた 「ととのう」ブームだったはずがオワコンなのか(J-CASTニュース)
「ととのう」ブームで注目を浴びたサウナだが、レジャー白書によると過去7年間でサウナ実施人口が大幅に減少している現状を伝える記事である。記事では、ブームの一方で一部の施設や利用者のマナー問題、新規参入組の離脱などが減少の要因として考えられると示唆している。「オワコンなのか」という問いに対し、コアなサウナ愛好家は継続しているが、ブームとしてのピークは過ぎた可能性に触れている。
ノット仙人達と今を生きるわたしのリズム|古性のち : Noci Kosho
写真家の古性のち氏が、自身の生活リズムや創作活動における「ノット仙人(あえてやらないこと、手放すこと)」の重要性について綴ったエッセイである。情報過多な現代において、すべてを追いかけるのではなく、自分にとって本当に大切なものや心地よいペースを見つけることの価値を語っている。他人との比較ではなく、自身の内なる声に耳を傾けることの重要性を示唆している。
聴き上手な祖母に何かコツはあるのか尋ねたらテクニックよりも大切なことを教えてくれた「すごくハッとさせられた」
投稿者が自身の聴き上手な祖母に、話をうまく聞くコツを尋ねた際のやり取りをまとめたTogetterである。祖母は具体的なテクニックではなく、「相手は今、"勇気を振り絞って話しているかもしれない"と思うと自然と聴ける」と答えたというエピソードが紹介されている。表面的なスキルよりも、相手への敬意や共感といった本質的な姿勢が、良好なコミュニケーションを築く上でいかに重要であるかを語っている。
「義務教育のような授業」を行う大学は不要という意見もあるけど、義務教育で置いていかれてしまった子どもたちが学ぶ最後のチャンスでもあるという話
大学における「義務教育レベル」とされる授業に対する賛否両論の意見をまとめたTogetterである。「高度な学問を追求すべき大学には不要だ」という意見がある一方で、「義務教育で十分な学びを得られなかった学生にとって、大学が基礎を学び直す最後の機会となりうる」という視点も提示されている。大学の役割や、多様な学習ニーズを持つ学生への対応について考えさせられる議論が含まれている。
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